あなたはびわの種ってどうしていますか?
美味しいなぁと思いながら食べ進めていると大きめの種が何個か入っていて、びわが食べにくいので種を邪魔に感じる方も多いのではないでしょうか?
その気持ちもよくわかりますが、実はその種は捨ててはいけないのです。
びわの中でも特に栄養素の多いびわの種についてご紹介します。一手間かけて、びわは丸ごと全部食べてしまいましょう!
びわの種の効能
びわの種には、ミネラル・ビタミン群が豊富に含まれているのはもちろんのこと、その他にもアミグダリンという物質が多く含まれています。
このアミグダリンは、一説には癌細胞を死滅させる働きを持つとも言われているそうです。
びわの葉にも同様のものが含まれていますが、種には実にその1000倍以上の量が含まれています。
また癌だけではなく、肝機能が改善されたり強い抗酸化作用もあるという研究結果が発表されるなど、非常に人体にとって良い影響を与えることで知られるびわの種です。
また、びわの種だけではなく、びわの葉にもすばらしい効能があるのはご存知でしょうか?
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びわの葉茶の効能と作り方のくわしい記事はこちら
びわの種が癌に効く?
びわの種が確実に癌に効く、という裏付けは残念ながらまだなされていません。
しかし、このびわの種に含まれるアミグダリンは癌細胞を死滅させる働きをするということも研究結果としてあがってきている一説でもあります。
つまり、未だしっかりとした裏付けはされていない未知なものであることは否めません。
ですが、昔から万能薬のようなものとして愛されて来たびわ。
現に、癌に効くという裏付けはなされていませんが、その他として肝機能の改善や抗酸化作用を持つなど他にも体にとって嬉しい事が沢山あるのです。
人間にとって知りうることは少ないですし、これから解明されていくこともあるでしょう。
未だ自然療法としての域はでませんが、びわの種は人体にとってマイナスではなく、むしろプラスであるという事だけは言える事です。
びわの種に副作用はあるのか
びわの種には、基本的に副作用はありません。
しかし、食べ過ぎによる中毒を引き起こす事は有り得ます。
先ほどご紹介したアミグダリンですが、この中には体内の物質と化学反応を起こし毒物に姿を変えるので、大量に摂取することによって中毒になる事があります。
おもな中毒症状は、頭痛・吐き気・発熱などですが重度になると歩行困難・昏睡のおそれもあります。
健康に良いと言って食べ過ぎなどは厳禁です。
びわの種はどうやって食べるものか
びわの種の食べ方ですがそのまま食べるとなると結構固めですので、いくつかのおすすめの摂取方法をご紹介致します。
お酒にする
ホワイトリカー・びわの種・氷砂糖をつけて、びわの種酒がつくれます。
種がふやけるぐらいまでつけておくと美味しくなります。さわやかな夏の夜のお酒にいかがでしょうか。
ローストする
びわの種をフライパンでローストしたものをそのまま食べてみましょう。
アーモンドやクルミなどのナッツ類とはまた別の味わいですが、栄養をそのまま取ることができるのでおすすめです。
多くとも1日10個ぐらいまでに留めましょう。
まとめ
びわは昔から「大薬王樹」とも呼ばれ人々にある種の薬のようにも、果実としての爽やかな果物としても愛されてきました。
それは美味しくて人体に良い働きを与えてきたという歴史があるからこそです。
今まで捨てていたものを再利用出来るし、その上健康にも良いとなると一石二鳥ですね。
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