とうもろこしをスーパーで買う時、先の方にフサフサとしたひげがついていたりする事がありますよね。
確かに目当ては美味しい中身ですが、意外とこのひげはお茶として有効活用する事ができるのです。
一度知れば、捨てるのはもったいないと思うその効能や、簡単なとうもろこしのひげ茶の作り方をご紹介します。
とうもろこしのひげ茶の効能・効果
中国では南蛮毛という漢方としても知られているとうもろこしのひげ、そのひげ茶には以下のような様々な効能があります。
利尿作用
特筆すべきはこの利尿作用で、とうもろこしのひげ茶にはその働きを促すカリウムが豊富に含まれています。
体内で取りすぎた水分や塩分を体外へ排出してくれるため、むくみなどに非常に効果的です。
そのためすっきりと、体のむくみをなくしてくれるひげ茶はダイエット茶として人気です。
また特にカリウムは取り過ぎて弊害が起こることもないので、積極的に取った方が良い物質です。
またノンカフェインですので、妊娠中のむくみ対策にも利用できますね。
PMS(月経全症候群)に効果的
女性の月経前に起こる体の様々な不調であるPMSを和らげる効果があると言われています。
とうもろこしのひげ茶には、鉄分や食物繊維などの栄養素も含まれており、生理前の女性の不安定な体の栄養不足を補ってくれます。
高血圧対策に効果的
利尿作用によってむくみが改善される事で、それまでむくみによって血を循環させる際に負担のかかっていた心臓の働きが軽減され、結果高血圧解消に繋がります。
その他にも、血糖値を抑える働きがあるとも言われており、非常に嬉しい効能がたくさんのとうもろこしのひげ茶です。
とうもろこしのひげ茶の副作用
とうもろこしのひげ茶の様々な効能を見てきましたが、マイナス面はあるのでしょうか。
とうもろこしアレルギー
当たり前ですが、とうもろこしにアレルギーのある方はひげの方であっても反応が出る確立が高いのでやめておきましょう。
授乳中のお母さん
妊娠中のむくみには効果的だとお伝えしましたが、授乳中の場合は控えて下さい。
体内のカリウム量を減少させる動きがあるので、母乳の出が悪くなったり質が落ちてしまいます。
また、利尿効果によって体が冷える可能性もあるので、それもまた母乳へ悪影響を及ぼします。
とうもろこしのひげ茶の作り方
とうもろこしのひげ茶の作り方はとても簡単。
分量は、水量の5%ほどのとうもろこしのひげをいれれば十分です。
作り方
(目安は、ひげが赤茶色みたいに変色してきたら十分です。)
②鍋ややかんでお水と一緒に煮出す。
まとめ
とうもろこしのひげ茶、今まで見向きもせずにそのままゴミ箱に突っ込んでいましたが、その効能を知ると少し興味がわいてきませんか。
こういうのを知ると、意外と知らないうちに捨ててしまっているのに価値があるものが他にもあるかもしれない・・と思わせられます。
韓国では美容茶として非常に有名だそうですので、体調や気分に合わせて是非とうもろこしのひげ茶を楽しんでみて下さい。
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