だんだん春らしい陽気になってくると、肌を露出したコーディネートが楽しくなってきますね。
素足にショートパンツやミニスカートなど素敵ですが、せっかくのおしゃれも膝が黒ずんでいると台無しです。
膝は意外と自分では見落としがちな部分ですが、他人からはよく見られているところです。
春本番を迎える前に、膝の黒ずみをとる方法を知ってしっかりケアをして春のファッションを楽しみたいですね。
今回は、膝の黒ずみの原因とそのお手入れの方法をご紹介します。
膝の黒ずみの原因
膝の黒ずみをとる方法の前に、そもそも膝の黒ずみはなぜできてしまうのでしょうか。
冬の間はタイツやパンツを履くことも多く、膝の黒ずみもあまり気になりませんが、薄着になってきた途端、いつの間にか黒ずんでいた膝にびっくりすることがありますね。
主な原因として、下記のようなことがあげられます。
・角質ケアの怠りによる黒ずみ
生活習慣による色素沈着
膝が黒ずむ原因として生活習慣による摩擦があります。
最近は細身のパンツスタイルが流行っていることもあり、ピタッとしたパンツで足を組んだり、自転車をこいだり、正座をすることがありますね。
こうした洋服との摩擦が膝への負担となり、黒ずみの一因となっているのです。
皮膚は外部からの刺激をうけると内部でメラニンを多く作り、皮膚を守ろうとします。
普段から刺激を受け続けていると、メラニンが多く作られすぎてしまい、黒ずみの原因となってしまいます。
また、黒ずみを作りやすい体勢として、立ち膝があります。女性は家事や子育てをする中で、自然とこの体勢が多くなりますね。
この何気ない姿勢も膝への大きな圧迫となり、膝が黒ずむ原因となっています。
角質ケアの怠りによる黒ずみ
膝は触ってみると分かりますが、硬くてとても丈夫な皮膚をしていますね。
数ある関節の中でも膝は動かす回数が多いので、丈夫な皮膚でなければなりません。
しかし、肌が丈夫ということは、角質層が厚く皮膚も硬いということです。
硬い皮膚は新陳代謝も鈍く、古い角質も落ちにくいので、日々のケアをしっかりしなければなりません。
毎日きちんと汚れや角質を落とすことができていれば問題ありませんが、できていないと少しずつ角質は溜まり、黒っぽく見えるようになってきてしまいます。
また、黒ずみの代表と言えば脇の黒ずみですね。
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脇の黒ずみの原因と解消方法はこちら
膝の黒ずみをとる方法
それではどのようにしたら膝の黒ずみを取ることができるでしょうか。
意外にも私たちの身近にある材料で、膝の黒ずみを解消する方法がありますので、いくつかご紹介したいと思います。
塩で黒ずみを取る方法
お風呂で石鹸を泡立て、そこへ塩を少し混ぜ合わせます。その泡で膝をやさしくこすってみましょう。
塩がスクラブの役割をし、硬くなった角質とともに、やさしく黒ずみも取り除いてくれます。
重曹で黒ずみを取る方法
重曹はよく家のお掃除でも使われていますね。水垢や焦げ汚れを面白いほど落としてくれますが、膝の黒ずみにも効果的です。
重曹を水やオリーブオイルで溶き、ペースト状にしてから膝をやさしくこすります。
アルカリ性の重曹が、酸性の汚れを中和し、古い角質とともに膝の黒ずみを落としてくれます。
お掃除用の重曹は粒が荒く肌を傷つけてしまう可能性がありますので、きめの細かい食用の重曹を使うとようにしましょう。
週に2~3回程度のケアが効果的です。
黒ずみケアの時に注意すること
塩や重曹を使う際は肌を傷つけないよう、なでるようにやさしく洗うことが大事です。
膝の皮膚は一見丈夫そうですが、他の皮膚に比べて皮脂腺が少なく、皮脂や汗がほとんど出ない部分です。
皮脂や潤いによるバリア機能がほとんどないため、外部からの刺激に弱く乾燥しやすい箇所です。
ケアをした後は特にデリケートになっていますので、十分に保湿をして乾燥を防ぎましょう。
膝の黒ずみの予防方法
これ以上黒ずみを作らないためにも、下記のようなことを日常生活の中で気を付けるとよいでしょう。
・お風呂でナイロンタオルを使ってごしごしと洗わない
・お風呂上りの保湿ケアを日課とする
一生懸命、膝の黒ずみのケアをしても、黒ずみをつくってしまう生活習慣を改善しない限り、効果が半減してしまいます。
膝の黒ずみの原因となる行動を、なるべくしないよう心掛けることが大事です。
また、顔と同様に毎日きちんと膝の保湿をすることは、肌のターンオーバーを促し新陳代謝を良くするため、黒ずみを予防することになります。
シンプルなことですが、毎日、根気よく続けてみましょう。
まとめ
膝の黒ずみは、日々の生活習慣を見直しし、地道なケアをすることで、少しずつ改善されていきます。
家にある身近な材料で手軽にケアを始めることができますので、さっそくケアをしてみませんか?
肌の再生には最低でも1ヶ月ほどかかるといわれています。
今から体のお手入れをして、春のコーディネートを楽しみましょう。
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